モンサーには強炭酸を

無農薬国産レモンを利用することが要であることは、こちらに書いてありますが、グラスを傾けたときに、弾けた炭酸の泡から香るレモンの爽やかな香りを、より鮮明に、より華やかにするとともに、モンサーの味わいを深くするために、日本モンサー協会では、強炭酸を利用すべきと考えています。

強炭酸とは、実は、明確に定められているものではありません。
炭酸飲料として定めているのは、JAS法(日本農林規格等に関する法律)で、(1)水に二酸化炭素を溶かした「炭酸水」と、(2)「炭酸水」に甘味料、酸味料、フレーバリング等を加えた飲料のことを指していますが、強炭酸や微炭酸という定義は存在しておらず、炭酸ガスの含有量(GV:ガスボリューム)が多いものを強炭酸、低いものを微炭酸としています。

定義がないので、あくまでも販売されている炭酸飲料の中で、強炭酸として発売されているものとしては、一般的に、3.5GV以上のものを指しているようですので、日本モンサー協会としても、3.5GV以上の炭酸ガスの含有量のものを強炭酸として推奨します。

なぜ、強炭酸を使うのか?

人間が美味しさに欠かせない香りを、どのように感じていると思いますか?
一般的に、人間は、食べ物や飲料の香りを、次の2つのルートで感じていると言われています。

  1. 空気と一緒に吸って鼻先から入るルート
  2. 口の中で咀嚼するうちに喉を超えて鼻の奥から入り込むルート

鼻の奥にある匂いセンサーが、香りの正体である匂い分子を認識すると、私たちは、それを「香り」として感じることができます。また、私たちが微妙な香りの違いを嗅ぎ分けられるのは、この匂いセンサーを数百種類も持っているからあり、近年、嗅覚研究によって、香りを感じるメカニズムが紐解かれ、食べ物や飲料のおいしさに香りが大きく貢献していることが分かってきています。

つまり、無農薬国産レモンの爽やかな香りを、鼻先で感じ取り、さらに、強炭酸の弾ける泡によって鼻の奥からも、両方のルートを使って感じ取って頂きたいと考えており、そのためにも、強炭酸を利用して欲しいのです。

なお、市販されている炭酸水としては、採水の段階で炭酸が含まれているかどうか、炭酸を加える水が採水したものかどうかによって、以下のような種類が存在していますが、種類については、日本モンサー協会としては拘らないものとします。

天然炭酸水炭酸を含んだ水が水源地から湧き出したものを指し、天然炭酸水をとれる場所は、国内では、奥会津や大分など限られています。
天然水炭酸水水源地から採水されるミネラルウォーターに炭酸を加えたものを指しています
炭酸水炭酸を含まない水に炭酸ガスを加圧して製造する水です

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